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2024 .05.10
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永い後日談のネクロニカ
『クリーンルーム』



スタンダードなシナリオを意識して作りました。
キャンペーンの第一話、繋ぎとしても。
ネクロニカ初めましてさんにも、二回目以降の人にも。
想定難易度は「普通」です。
内容を改編・補足して1話完結にもできます。
拙作『くらやみメトロ』 の続編としてもどうぞ。



参加PL数:2~5人
必要時間:2~3時間程度(オフセの場合)
合計悪意点:PL数×12

《あらすじ》
 異様なほど綺麗な町に辿り着いたドール達。そこは整然と「戦前」のように整えられており、アンデッドがどこにもいない場所だった。だが、住人すらもいない。
 無人の街で過ごすドール達だが、体の異変に気付く。この町は完全無菌室であり、ドールの体を動かしている粘菌たちが滅菌され、活動がどんどん鈍くなっていたのだ。
 脱出できるような出入り口もなく、ドール達は助かる為にこの町のセキュリティ破壊へ向かう。
 無事に町から脱出すればシナリオクリア。
《補足》
 スタンダードなシナリオを意識して作りました。
 キャンペーンの第一話、繋ぎとしても。
 ネクロニカ初めましてさんにも、二回目以降の人にも。
 想定難易度は「普通」です。
 内容を改編・補足して1話完結にもできます。
 電車が止まったのがこの舞台でした、駅からでた場所がここでした、という繋ぎ方をして、拙作『くらやみメトロ』の続編としても使えます。



《アドベンチャーパート》
●辿り着いた場所
 ドール達は暗い地下道を通っていた。正しくは、地下鉄の跡であるトンネル、と思われる場所だ。暗いけれど、アンデッドであるドール達は暗い場所も見渡せるので活動に支障はない。
 やがて彼女達は駅に辿り着く。ホームからの階段をのぼり、改札から出ると――
 そこには、美しい町並みが広がっていた。
 空は青く、太陽が輝き、道には花が植えられていて、白で統一された建物は整然と並び、光にキラキラと輝いている。
 その光景に、ドール達は在りし日を――戦争が起こる前のあの「普通」の世界を、断片的に思い出すことだろう。
 全員、記憶のカケラ【日常】を入手。
 しかし、疑問がドール達の胸に宿る。
 自分達が「死んでいる」ように、この世界も「死んでいる」はずだ。
 こんなに綺麗な場所は、にわかには信じがたい……。
 カルマとして【この町を調べる】を開示。

 ドール達が一通りRPし、先に進みだしたところでシーンエンド。

※くらやみメトロからの続編として使う場合は、電車が停まった駅から出てみると町についていた、などという描写にすると良いでしょう。
※これがドールにとって初めてのセッションである場合、「様々な経緯で出会ったドール達は姉妹として終わった世界を旅していた。その最中の出来事である」のような描写をすると良いでしょう。

▽夢?
 夢ではない、現実である。ESPによる幻覚でもない。
 気になるドールがいるようであれば、補正+2で【のうみそ】など思考系マニューバをしようして判定してもOK。サイケデリックのドール、ESPに関する記憶のカケラや知識を所有している場合は更に補正+1。

▽もと来た地下道へ引き返す
 引き返してもいいが、また地下の暗くて暗くて長い長い長い長い道を進むのかな?
 少女であるドール達にとって、それは「やりたくないこと」であり、心を摩滅するだけの行為となるだろう。
 つまりは非推奨である。(どうしても引き返したいとPLが主張するのならば「君達は暗闇を延々と歩いて行った、でシナリオが今すぐ終わるけどそれでもいい?」と伝えよう)



●町を行く
 町を歩くドール達。先ほど見たとおり、町はどこもかしこも整っていて綺麗だ。
 そしてなにより、アンデッドの気配がカケラもないのだ。だが、住人の姿も見当たらない。
 建物の中はまるでモデルハウスのように整っていて掃除も行き届いていて、家具も用意されている。このまま住めそうなほどである。
 さて、町の調査として以下のことができる。
 一人一つの判定。姉妹数が少ない場合は、それぞれのドールがそれぞれの項目に一回ずつ判定チャレンジしてもOK。
▼1、周囲を調べる。
 【のうみそ】などの思考系、【めだま】などの視覚系マニューバを使って判定可能。
 成功すると以下の情報開示。
▽空
 本物の空ではない。高い高い位置にあるドーム状の天井に、映像を投影しているのだ。太陽だと思った光も、ただの「太陽のように見える」光源である。
▽看板
 とある看板を発見する。
「最終戦争から我々を守る箱庭、ニューエデンへようこそ!」
「ここはアンデッドがいない完全に安全な空間です!」

▼2、町を歩き回って調べる。
 【ほね】【けもあし】【ワイヤーリール】などといった移動系マニューバを使用して判定可能。
 成功すると以下の情報開示。
▽町の果て
 白くて分厚い壁に覆われている。この町をぐるっと囲っているようだ。出入り口のようなものは見当たらず、外に出ることはできない。
 相当頑丈であるため、破壊は困難だろう。
▽住人
 やっぱり誰もいない。家には誰かが住んでいた跡もない。誰かがやってきた形跡もない。
===================
 判定が終われば、ドール達は探索によって疲労を感じ始めていた。
 空も夕方になっている。ひとまず、不穏な気配もしないのでドール達は手近な家で休むことになった。
 ちょうど、姉妹全員が並んで眠れるような大きなベッドのある家を発見。
 こんなにふかふかの綺麗なベッドで休めるなんて、一体いつ以来だろう? 【ふとん】か【うとうと】の記憶のカケラを持つドールは、任意の未練から狂気を1減らして良い。これは記憶のカケラの上限に含まない狂気減少である。【ふとん】【うとうと】両方所持している場合は1つしか狂気は減らせない。

 お風呂も使えるので、シャワーを浴びることもできる。【シャワー】か【水】の記憶のカケラを持つドールは、任意の未練から狂気を1減らして良い。これは記憶のカケラの上限に含まない狂気減少である。両方所持している場合は1つしか狂気は減らせない。

 冷蔵庫とキッチンもある。冷蔵庫の中には腐っていない食料があり、コンロには火がつく。料理ができる。【料理】の記憶のカケラを持つドールは、任意の未練から狂気を1減らして良い。これは記憶のカケラの上限に含まない狂気減少である。
 【料理】の記憶のカケラを持つドールがいて、更に【ケーキ】の記憶のカケラを持つドールがいた場合、ケーキを作成することができる。【ケーキ】の記憶のカケラを持つドールは、任意の未練から狂気を1減らして良い。これは記憶のカケラの上限に含まない狂気減少である。

 ピアノが置いてある部屋もある。【演奏】の記憶のカケラを持つドールは、任意の未練から狂気を1減らして良い。これは記憶のカケラの上限に含まない狂気減少である。

※このほか、ドールの記憶のカケラによってはアドリブで狂気回復の条件を増やしても良い。ゲームが置いてあるので【ゲーム】、書斎があるので【図書館】、クローゼットにお洋服がいっぱいあるので【かわいい服】、などなど。
※みんなでお風呂に入っている描写や、ベッドでパジャマパーティみたいなのをしているRPをしてもらうときっと心が安らぎます。是非ともどうぞ。
 RPによって、【パーティ】【会話】【幸福の時】【笑顔】などといった、相応しい記憶のカケラを与えましょう。

 束の間かもしれないけれど、ドール達は確かに安らかな時をすごし、やがて眠りについた……。



●新しい朝
 朝日(模造だけれど)を感じて目を覚ましたドール達。
 だが、異変に気付く。
 体の動きが悪い――いや、体の一部が機能していない。
 全員、任意のパーツ一つを損傷すること。
 突然のおそろしい現象に、全員補正値-1の狂気判定。

 ドール達は、自分の死した体を動かしている粘菌の働きが弱くなっていることに気が付く。
 と、町の中にアナウンスが鳴り響く――。

「ニューエデンの皆様、おはようございます! 今日も爽やかな一日を過ごしましょう」
 そんな言葉から始まったアナウンスは、よくある『朝の挨拶』である、が……
 やがてそのアナウンスは、この町がいかに素晴らしいかを宣伝するような内容へと変わってゆく。
「このニューエデンは、完全滅菌された空間です。粘菌で動くアンデッドは、粘菌が徐々に死滅する為、この空間で活動することは出来ません。これぞニューエデンの叡智! アンデッドがはびこる最終戦争から我々を守る防衛装置なのです!」

 そう、この町は『綺麗すぎる空間』なのだ。
 アンデッドであるドール達がここに長居をすれば、やがて活動が完全に止まってしまうだろう。
 ここから、脱出しなければ。

 カルマ【この町から脱出する】を公開。

 ドール達は、最初にここへやってきたあの駅を通ればここから脱出できるのではないか? と気付く。
 最初の駅へと向かうドール達。
 だが、駅への入り口は分厚いシャッターで閉ざされていた。破壊することは出来ない。「現在メンテナンス中」と電光掲示板に表示されている。
 助かる術はないのか――? 絶望感に、全員狂気判定。

 助かる方法を探さなくてはならない。【のうみそ】などの思考系、【めだま】などの視覚系マニューバを使って判定可能。補正は+1。
 成功すると、町の案内板を発見する。そこには、町の中央にこの町を管理する施設があることが記されていた。
 管理施設に向かってこの町のセキュリティをいじれば、なんとかこの町から出ることが出来るかもしれない、とドール達は理解する。
 ドール達が管理施設へ向かえばシーンエンド。



●管理施設
 そこは例えるならば役所のようなオフィスのような――やはり整然と整えられていて、ホコリ一つ落ちておらず、そして誰もいない。まるで棺桶のように静かである。
 しかしその間にもドール達は自らの体がどんどん重くなっていくのを感じていた。急がなければ……。
 ふとフロアの一
角に、パンフレットがあることにドール達は気付く。
 それはこの町、ニューエデンについての内容だった。読み取れる内容としては――この町には、選ばれた大富豪にしか移住権利はなかったらしい。移住権利のある者は、安全な地下鉄によってここへ運ばれてる予定だった、とのことだ。
 しかし、この町には誰かが生活していた痕跡はなかったことをドール達は思い出すだろう。彼らはどこにいったのか?
(ここで自由推理タイムを設けても楽しいかなと思います)
【最終戦争】などといった戦争系の記憶のカケラを持つドールならば、以下のことに気付くだろう。
 おそらく。この町の『計画中』に、移住予定者はあの最終戦争で全滅してしまったのだろう。結果として残ったのはこの町と、この町へ人々を運ぶ予定だった地下鉄だけ。
(くらやみメトロ未プレイの場合は、最初に通ってきたあの道が地下鉄の残骸だったと描写しましょう)
 さて。ゆっくりしている時間はない。施設内の構造は入り組んでいて複雑である。迷わずに最奥までいけるだろうか?
 【のうみそ】などの思考系マニューバを使って判定可能。
 失敗した場合、迷ってしまって時間がイタズラに過ぎ、時間の経過と共に粘菌の活動力が低下してしまう。全ドールは任意のパーツ一つを損傷すること。そのまま以下の描写へ。
 成功した場合は以下の描写へ。
 やがて最奥へ到達したドール達。
 そこは広い広いフロアであり、奥には巨大なコンピュータが屹立していた。あれをいじれば、セキュリティを解除して外に出られるだろう。
 と、ドールが一歩踏み出した瞬間だ。フロア中に警報が鳴り響く。そして現れたのは、機械で作られた「警備員」達。
 ドール達は彼らを見て気が付く。あれらは粘菌で動くアンデッド兵器ではない、本物の『ただの機械』であると。
 だが、粘菌エンジンという無尽蔵エネルギー以外でどうやって、この終わった世界で動き続けているのだろう?
 町の中にしてもそうだった。粘菌の技術を使用せずに電気やガスが使えたのは、どうして――。
 そんな疑問に答えが出ぬまま。
「アンデッド発見――アンデッド発見――排除シマス――」
 無機質なそれらが武器を向ける。
 戦わなければならないのは、もはや自明の理であった。



《バトルパート》
バトルパートカルマ『2ターン以内に勝利条件を満たす』
勝利条件『手駒(レギオンは除外)の攻撃アクションマニューバを全て破壊する』レギオンが残っていても問題なし
▽舞台演出
 この舞台は滅菌室であり、ドールの粘菌はどんどん活動力が低下していく。そのため、毎ターン終了時、全ドールは任意のパーツ一つを損傷する。
 このギミックは戦闘前に開示しておくこと。
▽手駒
・PL2人(悪意24)
奈落 なし
地獄 セキュリティガーディアン、ナイトメア*5
煉獄 ゾンビ*10
花園 なし
楽園 なし
・PL3人(悪意36)
奈落 なし
地獄 セキュリティガーディアン、ナイトメア*10
煉獄 対自我保有屍人兵器、ゾンビ*10
花園 なし
楽園 なし
・PL4人(悪意48)
奈落 セキュリティガーディアン
地獄 ナイトメア*5
煉獄 対自我保有屍人兵器、リフトバイス、ゾンビ*10
花園 なし
楽園 なし
・PL5人(悪意60)
奈落 セキュリティガーディアン
地獄 ナイトメア*15、ミートシュレッダー
煉獄 対自我保有屍人兵器、リフトバイス、ゾンビ*15
花園 なし
楽園 なし

▽手駒データ
 この舞台の演出上、アンデッドはいない。全て「粘菌を使用したアンデッド機械ではなく、完全なる機械」である。リフトバイス、ミートシュレッダーについてはそのように描写すること。
 レギオンについては、
==================
・ゾンビ
 名称は『機械警備兵α』。機械の人型をした兵士郡。
・ナイトメア
 名称は『機械警備兵β』。機械の人型をした兵士郡。
==================
 のように描写すると良い。

▼セキュリティガーディアン(PL2~3人用)
機械でできた破壊装置。人の形をしている。会話は不可能。
悪意20
行動値15

□【AI】オート/なし/自身(最大行動値+2)のうみそ
□【カメラ】オート/なし/自身(最大行動値+1)めだま
□【アドレナリン】オート/なし/自身(最大行動値+1)
□【リフレックス】オート/なし/自身(最大行動値+1)
□【制御装置1】オート/なし/自身(最大行動値+1)カンフー
□【制御装置2】オート/なし/自身(最大行動値+1)しんぞう
□【制御装置3】オート/なし/自身(最大行動値+1)しっぽ
□【制御装置4】オート/なし/自身(最大行動値+1)けもみみ

□【妨害弾】ジャッジ/1/0(妨害1)あし
□【銃神】オート/なし/自身(射撃マニューバ出目+1)
□【過剰攻撃性】オート/なし/自身(攻撃判定・切断判定の出目は全て+1、ターン終了時・戦闘終了時にパーツ損傷)失敗作
□【集中】ラピッド/2/自身(以後、ターン終了まであなたの攻撃判定の出目+1)
□【魔弾】オート/なし/自身(バトルパートで射撃攻撃マニューバの最大射程を+1してもよい)
□【対屍人銃】アクション/3/0~2(射撃攻撃3)熊撃ち銃

□【予備動作】アクション/1/自身(次に使うマニューバーコスト-1(最低0))せぼね
□【装甲】オート/なし/なし(なし)はらわた
□【装甲】オート/なし/なし(なし)はらわた
□【死の手】ラピッド/なし/自身(自身の攻撃マニューバを一つラピッドで使用してよい)
□【セカンドアーム】ラピッド/0/自身(望む「アクション」マニューバ1つを「ラピッド」として使用する)よぶんなうで

□【鉄脚】アクション/3/自身(移動1)ほね
□【鉄脚】アクション/3/自身(移動1)ほね
□【平気】オート/なし/自身(バトルパートにおいて、パーツを損傷しても、ターン終了時までそのマニューバは使用できる)
□【補助装置1】ジャッジ/1/0(支援1)うで
□【補助装置2】ジャッジ/0/自身(支援2、射撃・砲撃のみ)スコープ
□【補助装置3】ジャッジ/1/0~1(支援2)よぶんなめ

▼対自我保有屍人兵器(PL3人用)
サヴァントやドールのような、理性のあるアンデッドの『理性』を磨り潰すことに特化した兵器。
悪意10
行動値10
□【AI】オート/なし/自身(最大行動値+2)のうみそ
□【装甲】オート/なし/なし(なし)はらわた
□【装甲】オート/なし/なし(なし)はらわた
□【アドレナリン】オート/なし/自身(最大行動値+1)
□【リフレックス】オート/なし/自身(最大行動値+1)
□【悪夢の化身】オート/なし/自身(精神攻撃出目+1)
□【死の舞踏】ジャッジ/0/自身(攻撃判定のサイコロを振りなおす)
□【絶対破壊電波】アクション/4/-(宣言から5カウント目、このパーツが壊れていなければ全員の狂気点+1。カウント5以上でないと宣言不可能)狂気の波長
□【破壊電波α】アクション/3/0~1(精神攻撃1)精神汚染
□【ホバー飛行】アクション/3/自身(移動1、移動妨害無効)はりつき

==============================================================

▼セキュリティガーディアン(PL4~5人用)
機械でできた破壊装置。人の形をしている。会話は不可能。
悪意25
行動値15

□【AI】オート/なし/自身(最大行動値+2)のうみそ
□【カメラ】オート/なし/自身(最大行動値+1)めだま
□【アドレナリン】オート/なし/自身(最大行動値+1)
□【リフレックス】オート/なし/自身(最大行動値+1)
□【制御装置1】オート/なし/自身(最大行動値+1)カンフー
□【制御装置2】オート/なし/自身(最大行動値+1)しんぞう
□【制御装置3】オート/なし/自身(最大行動値+1)しっぽ
□【制御装置4】オート/なし/自身(最大行動値+1)けもみみ
□【平気】オート/なし/自身(バトルパートにおいて、パーツを損傷しても、ターン終了時までそのマニューバは使用できる)

□【妨害弾】ジャッジ/1/0(妨害1)あし
□【移動補助装置】アクション/4/自身(移動1)かた
□【銃神】オート/なし/自身(射撃マニューバ出目+1)
□【過剰攻撃性】オート/なし/自身(攻撃判定・切断判定の出目は全て+1、ターン終了時・戦闘終了時にパーツ損傷)失敗作
□【集中】ラピッド/2/自身(以後、ターン終了まであなたの攻撃判定の出目+1)
□【死の舞踏】ジャッジ/0/自身(攻撃判定のサイコロを振りなおす)
□【魔弾】オート/なし/自身(バトルパートで射撃攻撃マニューバの最大射程を+1してもよい)
□【対屍人銃】アクション/3/0~2(射撃攻撃3)熊撃ち銃

□【予備動作】アクション/1/自身(次に使うマニューバーコスト-1(最低0))せぼね
□【装甲】オート/なし/なし(なし)はらわた
□【装甲】オート/なし/なし(なし)はらわた
□【死の手】ラピッド/なし/自身(自身の攻撃マニューバを一つラピッドで使用してよい)
□【セカンドアーム】ラピッド/0/自身(望む「アクション」マニューバ1つを「ラピッド」として使用する)よぶんなうで

□【鉄脚】アクション/3/自身(移動1)ほね
□【鉄脚】アクション/3/自身(移動1)ほね
□【超修復機能】ラピッド/0/自身(損傷した強化パーツを1つ修復する)暴食
□【補助装置1】ジャッジ/1/0(支援1)うで
□【補助装置2】ジャッジ/1/自身(支援2)ボルトヘッド
□【補助装置3】ジャッジ/0/自身(支援2、射撃・砲撃のみ)スコープ
□【補助装置4】ジャッジ/1/0~1(支援2)よぶんなめ

▼対自我保有屍人兵器(PL4~5人用)
サヴァントやドールのような、理性のあるアンデッドの『理性』を磨り潰すことに特化した兵器。
悪意15
行動値10
□【AI】オート/なし/自身(最大行動値+2)のうみそ
□【移動装置】アクション/3/自身(移動1)ほね
□【装甲】オート/なし/なし(なし)はらわた
□【装甲】オート/なし/なし(なし)はらわた
□【アドレナリン】オート/なし/自身(最大行動値+1)
□【リフレックス】オート/なし/自身(最大行動値+1)
□【悪夢の化身】オート/なし/自身(精神攻撃出目+1)
□【死の舞踏】ジャッジ/0/自身(攻撃判定のサイコロを振りなおす)
□【統率装置】オート/なし/(舞台上の全レギオンの最大行動値+1、攻撃判定出目+1)死者の王
□【絶対破壊電波】アクション/4/-(宣言から5カウント目、このパーツが壊れていなければ全員の狂気点+1。カウント5以上でないと宣言不可能)狂気の波長
□【破壊電波Ω】アクション/3/0(精神攻撃1+全体攻撃)狂気の歌
□【破壊電波α】アクション/2/0~1(発狂未練非所持ドールのみ。精神攻撃1)心崩し
□【ホバー飛行】アクション/3/自身(移動1、移動妨害無効)はりつき
▽手駒の動かし方
「セキュリティガーディアン」
 最初のラピッドタイミングで【死の手】【よぶんなうで】で【熊撃ち銃】を乱射しましょう。この際、【集中】をお忘れなく。【失敗作】【銃神】【集中】で出目補正+3、【魔弾】で射程が0~3となっています。
 支援マニューバは基本的に攻撃判定に失敗した時に使用しましょう。火力が高め+ギミックありなので、支援マニューバで大成功にするのはやめておきましょう。
 その後は【暴食】【平気】【熊撃ち銃】を優先的に残しつつ、攻撃していきましょう。
 一見強そうに見えますが、すぐに行動値が尽きる・防御マニューバが無いので、一気に姉妹に攻められればたちまち完全解体することでしょう。
「対自我保有屍人兵器」
 最初のアクションタイミングで【狂気の波長】を使用、その後は【絶対破壊電波】を優先的に残しつつ、状況を見て【狂気の歌】【心崩し(精神汚染)】を使い分けましょう。【悪夢の化身】で出目が+1されています。失敗した時は【死の舞踏】を使いましょう。【はりつき】で楽園側へ攻め込むのも手です。
 【死者の王】でレギオン達がパワーアップしていることをお忘れなく。
 かなりいやらしく見えますが、所詮出目補正は+1です。出目など腐ります。ただの置物です。足止め程度に見ておきましょう。
「その他ホラー、レギオン」
 状況によって自由に使いましょう。配置エリアで待ち受けるのもあり、他のエリアへ攻め込むのもありです。
 姉妹側のワンサイドゲームになりそうな時はいやらしく容赦なく、逆に姉妹達が劣勢の時は「余裕を持った」演出的な行動も心がけましょう。

※盾ドールがいないとき、姉妹数三人以下の時
 かなり手加減をして動かしましょう。演出的な移動などで行動値を浪費しましょう。特にセキュリティガーディアンの攻撃は一人に集中しすぎないようにしましょう。

※寵愛を得ている姉妹、ガチ構成の姉妹、【盤上の駒】持ちがいる場合
 悪意点をプラスすると良いでしょう。
 その場合は、
・セキュリティガーディアンに【対戦車ライフル】や【アンデッドガン】や【超知覚領域】の追加 など
・対自我保有屍人兵器に行動値増加マニューバを積みまくる
・リフトバイスやミートシュレッダーにマニューバをつける、レギオンを増やす
 などなど、アレンジするとよいでしょう。



《エンドパート》
 警備を撃破したドール達――であったが。
 セキュリティガーディアンが、ボロボロの状態でこんな音声を発する。
「アンデッド進入阻止失敗――緊急コード『LOST』始動――人類の未来に栄光あれ――」
 次の瞬間、コンピューターに仕掛けられていた爆弾が次々と爆発を始める。
 この町は対アンデッド空間である。アンデッドに進入され、陥落し、アンデッドに利用されてしまうのであれば――そんな理由からの『自爆』だろう。(狂気的にアンデッドを嫌ったがゆえの人類の行動、その末路であろう)
 急いでこのフロアから脱出しなければ危険だ。
 管理施設から飛び出すドール達。見れば、空(のように見せかけた天井)にヒビが入り、次々と崩落を始めている。町を取り囲む壁も崩れ始めている。
 今なら、崩れた壁から外に脱出できる!
 崩落する瓦礫をかいくぐり、ドールは無事に脱出できるか。【ほね】など移動系マニューバを使用して判定可能。支援マニューバで支援可能。
 失敗したドールには1d10を振ってもらう。10-出目分のダメージを任意の部位に受ける。この際、防御マニューバや【庇う】使用可能。

 崩壊して行く『楽園』からドール達が脱出した瞬間、背後でニューエデンは完全に崩落した。
 土煙が晴れたころ、そこに広がっていたのは――潰れた、あまりに巨大な肉の塊。それはアンデッドであると、ドール達は理解する。
 おぞましい光景に狂気判定。補正+1。

 あの町は、ニューエデンは、大きなドーム状のシェルターだった。そしてそのドームを覆うように作られたのが、この巨大な肉塊のアンデッドだったのだ。
 この肉塊の粘菌によって無尽蔵のエネルギーを作り出し、それを町に供給していたのである。セキュリティガーディアンは、無限に供給されるエネルギーによって今まで動いていたのだろう。
(無菌室の外側を、この肉塊が覆っていた。肉塊自体は無菌室内にはいない配置)
 アンデッドから逃れる為の楽園がーーあの潔癖な空間が、アンデッドによって作られていたとは、なんとも皮肉な話である……。

 崩れ落ちた肉塊を使用すれば基本パーツを全て修復することができる。
 さて。
 君達の頭上には、淀んだ空。周囲には、荒れ果てた大地。あの町のような平和はそこにはない。あの過剰に潔癖な平和空間で、君達は生きてはいけない――君達が生きる舞台は、この薄汚れた終わった世界。
 それでも、君達はまだ動いているのだから。体は死せど、心は生きているのだから。
 カケラ程度の記憶という希望を頼りに、また旅を続けるといい。
 その旅の果てに何が待つかは……また別の後日談。
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